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【DDTプロレス・高木三四郎さんインタビュー】<前編>強くて賢いポジビスト!

マッチョの代名詞であるプロレスラーに、気になるアレコレを聞いてみよう!でもPosiBig的には強くてデカいだけじゃなくて、スーツをシュッと着こなしてデスクワークもバリバリこなすような、クールなデカメンを目指したい……。

そこで白羽の矢を立てたのが、プロレス団体を率いる知性派レスラー・高木三四郎さん! プロレス団体<DDT>を立ち上げながら、自身も現役バリバリのプロレスラーとして激闘を繰り広げる社長レスラーの三四郎さんは、全デカメンが憧れるオトナの代表と言っても過言ではないでしょう。

そんな三四郎さんにPosiBig編集部が(かなりざっくりとした)取材をオファーしたところ、なんとご快諾いただいちゃいました!やはりデキるデカメンは器もデカい!ということで、マッチョなボディの作り方からマッチョなファッション、そして経営者の心得などなど……デカメン界の大先輩の胸をお借りしてきましたよ!!



ベテラン・プロレスラーに聞く“デカいカラダ”の作り方!

男子が憧れるマッチョ体型は、どのようにして作られているのか?そして実際、モテるのか!?夏に向けてのトレーニングについても聞いてみました。

――近くで拝見するとものすごくたくましいカラダですね!もともと大きな体だったんでしょうか?

高木:もともと筋肉質ではあったので。でも全然、ここまでウェイトというか重さはなかったんですね。高校時代は70kgくらいでしたし、中学の頃はそれこそ60kg台だったので。高校を卒業するころに70kg、プロレスラーを目指してこの世界に入った時点で80kg。今ちょうど100kgくらい。MAXは2008~9年で、110kgくらいありました。


――プロレスラーとしての環境に置かれる中で体を作り上げていったんですね。「マッチョでよかったな」というエピソードはありますか?

高木:世の中には意外とマッチョ好きな人が多かったりもするので。ただ、僕らの職種の場合、最近はそれこそ若い選手なんかはそこまでゴツい選手はいなくて、細身というか細マッチョの人が多いんです。僕らは逆に、どちらかと言うと……言葉で言うと“ガチムチ系”になるんでしょうかね(笑)。でも昔からそうなんですが、女性も割と「こういう(ガチムチ系の)体つきが好き」みたいな人もいますし。

――マッチョ体型に惹かれる方は少なくないんですね。

高木:やっぱり夏場なんかは半袖じゃないですか。どっちかと言うと着痩せするタイプなんですよ。意外にシャツとかの長袖を着て、うつむきながらトボトボと歩いていると声かけられないんですけど、夏に近くなると暑がりなんで、半袖だともう誤魔化せないんです、全然(笑)。だから「あっ!」って、特にプロレスファンには声をかけられることが多いです。

――今でも女性にモテたりとかは?

高木:そんなこともないですけどねえ、第一線からはちょっと退いているので。結婚するまでの間はわりと、自分で言うのもアレなんですけど(汗)。結婚してからは女性から好かれる度合いが、男性から好かれる度合いに(笑)。2丁目とか行くとね、言われますもん「社長ステキ~!」って(笑)。

――DDTの事務所から2丁目近いですしね(笑)。では男性女性関わらずモテちゃうんですね!

高木:そうですね。体が大きくて悪いことはないかなと思っていて。どちらかというと体が大きい方が“おおらか”に見えるというか、初対面の方と話す時に、やっぱりインパクトがあるので、プロレスを知らない人でも「プロレスラーの方ですよね」っていう風に言われることは多いですね。体を大きくしてきて良かったというのはそこかなあ。何も知らない人にも“ちょっと違う”って見てもらえる。


――体づくりのポイントはありますか?

高木:カット(筋肉の凹凸、キレ)をつけたい体は、かなり食事制限しなきゃいけないんだけど、僕はなんでも食べてどんどん運動するだけですね。1日6~7食くらい食べてます。朝起きたら1食、お昼を食べて、3時頃に食べて、5時頃に食べて、夜食を食べて、寝る前に食べて…。

――7食!それがこんなに大きな体を作るんですね。食事以外のトレーニングももちろんハードだと思いますが、私たちのような体に自信がない人でもチャレンジできそうな、夏に向けてオススメのトレーニングはありますか?

高木:上半身を大きく見せる筋肉をつけたら一番いいのかな。“ビッグスリー”って言って、いわゆるベンチプレス、スクワット、デッドリフトっていう基本3種類のことなんですけど、特にベンチプレス。あとインクライン・ベンチプレスっていう斜めの態勢になった状態でこう(腕を)上げると、より上半身に筋肉がつきやすくなる。そういうトレーニングなんかをすると良いと思いますね。


高木:あと身だしなみ的な部分だとしたら、体が大きいと代謝が良くなって汗をかきやすいってのがあるので、ボディペーパーみたいなものを必須で持ってなきゃいけない。

僕なんかシャツを3回くらい着替えるんですよ、1日に。朝着替えるでしょ、だいたい午後くらいでもう着替えちゃうんですよ。で、夕方くらいにもう一度着替える。やっぱり清潔感というか、どうしても体が大きいと代謝が良いので、分泌物も出てくるじゃないですか。放っておくとニオイになったりするので、そういう部分はこまめにやった方がいいのかな。


デキるデカメンは身だしなみ、清潔感も大事!

マッチョメンというと、ワイルドで「オラオラ系(悪羅悪羅系)」のイメージを抱きがち。しかし、高木さんには紳士的なオーラが漂います。ということで、厚い胸板、太い上腕二頭筋……超逆三角形体型なレスラーならではの“ファッションのポイント”を伺ってみました。

――服装について気を付けていることはありますか?

高木:結局、体が大きい人すべての悩みだと思うんですけど、肩幅に合わせちゃうと胴部分が長くなっちゃうんですよ。それに合わせた服選びをするとXXLとかになっちゃう。そうすると着るものが限られるので、あんまり関係のないTシャツとかが多くなったりしますね。夏はTシャツ、冬はもうセーターですね。

――確かに毎回、丈詰めになっちゃうと……というのはありますよね。高木さんならではの着こなしへのこだわりはありますか?

高木:自分なんかは、どちらかというと体がウリなところもあるので、わりと体のラインがちゃんと見えるようなものにします。アメリカンサイズのTシャツとかだと、XLよりはLだったり。そうすると、ちょうどピチっとした感じに着られる。体のラインが出るし、1.5倍くらい大きく見える。

例えば、本当はXLくらいでいいのにXXLくらいにするとダボっとしちゃうじゃないですか。ダボっとしちゃうと、身体ってそこまで大きく見えないんですね、意外に。ワンサイズ小さめだと、わりと腕の大きさとかが結構増したりするので、そういうのがポイントだったりします。試合のときも着るシャツはLサイズなんですよ。ほどよくフィットするし大きく見える。

――ワンサイズ下の服で、あえてボディラインを強調するというのは勉強になりますね。服装の参考にしている方などはいますか?

高木:外国の人が多いと思いますね。鍛えてる方ってスゴい鍛えてるじゃないですか。意外に体が大きくてもサマになる着方をしている。だから、そういうのは結構参考にしてるかな、プロレスラーのファッションとか。だいたいみんなシャツ(笑)。

あとはアクセサリー系で強調してみせる人が多いです。他はシンプルな感じなんですけど、アクセサリーを派手にしたり、大きな時計をしたりとか。僕も時計はやっぱりゴツいのをしてるので(とチラ見せ)。


――シンプルだけどデカい! 確かにワンポイントとして印象が強いですね。

高木:ゴツめのをつけたりすると、体の大きさが強調されて見えるので。あと、そこそこ良い時計をしてると、多少は汚いモノを着てても許される(笑)。これは先輩レスラーから聞いた話で、『時計とカバンは良いものをつけろ』と。何でかっていうと、みんなそこを見る、と。

普通のファッションでいうと靴とかなんですけど、レスラーはとにかく時計とカバン。カバンとかもジェラルミンの<ゼロハリバートン>とかが多いんですけど。良いものを身につけると、みんな分かるじゃないですか。そうすると多少汚くても許されるってところはあるんですよね。だから海外でも、アーノルド・シュワルツェネッガーさんやシルヴェスター・スタローンさんとかは、そういうイメージあるじゃないですか。着るのはTシャツとかラフなものだけど、時計とかは良いものをつけてる。ああいったのがポイントかな。

――小物へのこだわりで差をつける、さすがです!若手の選手の方には見た目について、何かアドバイスをしていることはありますか?

高木:それはもう個性なので、汚くなければいい。汚さも人それぞれなんで何とも言えないんですけど、やっぱり“清潔感”かなあと思いますね。



マッチョな体を作るためには、どんな食事をしているのか!?

普段の食事からプロレスラーならではの“武勇伝”まで、アレコレ聞いちゃいます!

――食事について伺います。おススメの食材や、こだわりはありますか?

高木:やっぱりタンパク質ですかね。基本的には鶏肉、牛も赤身だったらいいのかなと思いますし、豚肉も好きなので食べたりとかしますね。魚も好きなんで結構魚とか、卵系も。どちらかというと炭水化物を多めにとるよりは、タンパク質をとる。

居酒屋みたいなところに行くときも、あんまり炭水化物をとったりしないです。肉、焼き鳥だったりとか焼き魚とか刺身とか、そういったものだけをとるようにしています。酒はあまり飲み過ぎると糖質がかさむんです。

――プロレスラーの方は飲むときも豪快なイメージがありますが、そこにもこだわりがあるんですね!おススメのメニューはあったりしますか?

高木:むね肉とかですかね、鶏ももの唐揚げとか。衣自体は粉なんであんまりよろしくないですけど、手っ取り早くタンパク質をとるには唐揚げとかが一番良いですね。

――試合前にはどのような食事をされていますか?

高木:試合前なんかはコッテリしたものを食べたりすると胸焼けするので、ゼリータイプの飲料をとったりしますね。

――プロレスラー高木さんならではの“爆食い”エピソードはありますか?

高木:地方大会とかの時に多いんですけど、支援者の方と食事会とかあるわけですよ。そういうときに「高木さんて食べるんでしょ?」って。

スゴいなと思ったのが、とんかつ屋さんを経営されてる支援者の方で、その方に試合終わって「腹いっぱい食べてって」と言われて行ったんですけど、こんな“わらじとんかつ”が、まず5枚くらい出てくるんですよ、1人につき。なんだろこれは!?って思ったら「うちの看板メニューだから食べてよ」って言われて(笑)


――(ジェスチャーをみて)ハンパない大きさですね(汗)

高木:わらじとんかつ5枚かよ! って。でも僕らも残すわけにはいかないし、なんとか5枚食べたんですけど、たぶん180gを5枚くらいなんですよ。1kg近くあるじゃないですか、しかも揚げ物じゃないですか、それをようやく平らげたんですよ。

――武勇伝ですね!

高木:てっきりそれで終わると思うじゃないですか。



――え……?

高木:そしたら「エビフライ食べてよ」って言って、またこんなごっついエビフライが出てきて、「看板だからさ」って、伊勢エビ揚げたみたいなやつが(笑)。「こんなん食えねえよ!」とか思いつつも何とか食べたんですけど、そこで終わりじゃなかったんですよ。
「うちさ、メンチも人気なんだよ」って、ボールみたいなメンチカツが3枚ドカッと(笑)。でも一応、ぜんぶ平らげさせていただきました。


――もう一応っていう量じゃないですよ!

高木:いやー、でもそのときは異常でしたね。だいたいはよくある居酒屋さんみたいなとこに行くことが多くて、(メニューも)割とバリエーション多かったりするので。やっぱり揚げ物、揚げ物、揚げ物でくると……(笑)



これぞまさに(食の)武勇伝! キツくても「食べきる」というところに高木さんのレスラー魂(と人の良さ)を感じます。体を大きくする方法や、オシャレのワンポイントアドバイスも納得!とても参考になりました。
ということで、今回はここまで。次回は“経営者・高木三四郎”の素顔に迫ります!

後編はこちらから!
【DDTプロレス・高木三四郎さんインタビュー】<後編>社長レスラーの経営手腕にせまる!

■DDTプロレスリング公式サイト
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