life
世界のぽっちゃりミュージシャンを探せ!(うるさいバンド編1)
いやー、すっかり冬ですね! あまりの寒さにモコモコのダウンジャケットを引っ張り出してきて、首にはマフラーをぐるぐる巻きに……するわけないじゃないですか! そもそも建物の中や電車は暑すぎるんです。せめて暖房使うのは朝晩だけにしろ!!!! ……と若干キレ気味の新米ライター、新井です。

でも世間との寒暖差(体感的な意味で)にストレスを募らせてるデカメンズ、けっこう多いのではないでしょうか? どんなに外が寒くっても暖房がガンガンに効いた店でラーメンなんて食べようものなら、もう汗びっしょり! 帰り道の夜風が涼しい~……なんてポジティブ思考のデカメンばかりじゃないっつーの!!
そんなやり場のない(普通体型の人には理解されない)憤りを解消するには? そう、やかましい音楽ですよね! 心の叫びを代弁してくれるかのような(※実際には関係ない)ノイジーなサウンドと断末魔の如きシャウトで、冬場における理不尽な発汗ストレスを吹き飛ばしてしまいましょう~! ※メロイックサイン
1983年にデビューしたスレイヤーはスラッシュメタルという、いわゆる早くてうるさいジャンルを確立したレジェンド。サウンドだけでなく、ビジュアル的にも歌詞の内容にもヘヴィーでダークなモチーフを好んで使用したため、メタルってなんだか物騒……というイメージを世間にすり込んだ偉人でもあります。
さて、PosiBig的に推したいのは、モサモサしたフロントマンのトム・アラヤとつるっぱげギタリストのケリー・キング! アラヤはすっかり白くなったヒゲをたくわえ、ますます貫禄たっぷり。一方のキングはスキンヘッドにしてからというもの、ほとんど老けずにモチモチしてきましたね! ともあれ、音楽性を変えずに数十年もシーンのトップに君臨するストイックなデカメンたちは、いくらリスペクトしても足りないくらいです!
S.O.D.はなんとなく始まったバンドゆえに、ミュージックビデオもなければ活動期間もハチャメチャです。しかし、ザクザクとギターを刻みながら踏む独特のステップがトレードマークのスコット・イアンは、ファン同士対立していたハードコアとメタルをクロスオーバーさせた、うるさい音楽界における最重要人物のひとり。90年代半ばにはアンスラックス×パブリック・エナミーという、いち早いヒップホップとのコラボも披露しました。
しかし、デカメン的に注目したいのはヴォーカルのビリー・ミラノ。噂によると本気で怖い人のようで、ムッチムチの巨体にもかかわらず高所からステージダイブしたり、オーディエンスの頭をマイクでボコボコ叩いたりと、当時のライブ映像を見ただけでも相当ムチャな人ということが伝わってきます……。そのガハハなポジティブキャラだけ見習うことにしましょう!
とはいえ彼らは、80年代後半から現在も活動しているデスメタル界のベテラン。サウンドも隅から隅までゴリッゴリで、とてもじゃないですがJ-POPが好きな若者にはオススメできません。しかし注目したいのは、90年代半ばに加入したヴォーカリスト、ジョージ“コープス・グラインダー”フィッシャーの恐ろしいデス声を生み出す立派なデカメンぶりでしょう。
長髪をぶんぶん振り回しながらヘッドバンギングする様子は、さながら人間風車(しかもすごくうるさい!)。腹の底が煮えくり返りそうなときは、彼らの曲を聴けば不思議と気分がスッキリしますよ~!
あんまり急に聴きすぎると耳が壊れてしまうかもしれないので、ひとまずこの辺にしておきましょう。次回のテーマは未定ですが、うるさいバンド編はもう少し続く予定ですよ! 耳栓を用意しつつお楽しみに~!!
■世界のぽっちゃりミュージシャンを探せ!シリーズ
・アメリカ:ヒップホップ編1
・アメリカ:ロック編

でも世間との寒暖差(体感的な意味で)にストレスを募らせてるデカメンズ、けっこう多いのではないでしょうか? どんなに外が寒くっても暖房がガンガンに効いた店でラーメンなんて食べようものなら、もう汗びっしょり! 帰り道の夜風が涼しい~……なんてポジティブ思考のデカメンばかりじゃないっつーの!!
そんなやり場のない(普通体型の人には理解されない)憤りを解消するには? そう、やかましい音楽ですよね! 心の叫びを代弁してくれるかのような(※実際には関係ない)ノイジーなサウンドと断末魔の如きシャウトで、冬場における理不尽な発汗ストレスを吹き飛ばしてしまいましょう~! ※メロイックサイン
Slayer(スレイヤー)
メタルに興味がなくても、メタリカやメガデスといった超人気バンドの名前は聴いたことがあるでしょう。しかしスレイヤーも、音楽ファンならば絶対に知っておかなければならない重要バンドであり、泣く子も黙るメタル界の帝王なのです。1983年にデビューしたスレイヤーはスラッシュメタルという、いわゆる早くてうるさいジャンルを確立したレジェンド。サウンドだけでなく、ビジュアル的にも歌詞の内容にもヘヴィーでダークなモチーフを好んで使用したため、メタルってなんだか物騒……というイメージを世間にすり込んだ偉人でもあります。
さて、PosiBig的に推したいのは、モサモサしたフロントマンのトム・アラヤとつるっぱげギタリストのケリー・キング! アラヤはすっかり白くなったヒゲをたくわえ、ますます貫禄たっぷり。一方のキングはスキンヘッドにしてからというもの、ほとんど老けずにモチモチしてきましたね! ともあれ、音楽性を変えずに数十年もシーンのトップに君臨するストイックなデカメンたちは、いくらリスペクトしても足りないくらいです!
S.O.D.(ストームトゥルーパーズ・オブ・デス)
懐の深いメタルサウンドは、様々なジャンルとミックスされてきました。中でもハードコアとスラッシュメタルを融合させて幅広いファン層を獲得したのがS.O.D.。スレイヤーと同じくスラッシュメタルの大御所Anthrax(アンスラックス)のメンバーが余興のつもりで始めたバンドということは、そのユニークな名前からもうかがい知れますよね。S.O.D.はなんとなく始まったバンドゆえに、ミュージックビデオもなければ活動期間もハチャメチャです。しかし、ザクザクとギターを刻みながら踏む独特のステップがトレードマークのスコット・イアンは、ファン同士対立していたハードコアとメタルをクロスオーバーさせた、うるさい音楽界における最重要人物のひとり。90年代半ばにはアンスラックス×パブリック・エナミーという、いち早いヒップホップとのコラボも披露しました。
しかし、デカメン的に注目したいのはヴォーカルのビリー・ミラノ。噂によると本気で怖い人のようで、ムッチムチの巨体にもかかわらず高所からステージダイブしたり、オーディエンスの頭をマイクでボコボコ叩いたりと、当時のライブ映像を見ただけでも相当ムチャな人ということが伝わってきます……。そのガハハなポジティブキャラだけ見習うことにしましょう!
CANNIBAL CORPSE(カンニバル・コープス)
米NYのデスメタルバンド、カンニバル・コープス。なんかこの字面に見覚えあるな……という方、いるんじゃないでしょうか? 実は昨今のファッションアイテムとしてのメタルTシャツブームで、彼らのTシャツが(バンドのことを知らない若者たちを中心に)よく着られているんです!とはいえ彼らは、80年代後半から現在も活動しているデスメタル界のベテラン。サウンドも隅から隅までゴリッゴリで、とてもじゃないですがJ-POPが好きな若者にはオススメできません。しかし注目したいのは、90年代半ばに加入したヴォーカリスト、ジョージ“コープス・グラインダー”フィッシャーの恐ろしいデス声を生み出す立派なデカメンぶりでしょう。
長髪をぶんぶん振り回しながらヘッドバンギングする様子は、さながら人間風車(しかもすごくうるさい!)。腹の底が煮えくり返りそうなときは、彼らの曲を聴けば不思議と気分がスッキリしますよ~!
あんまり急に聴きすぎると耳が壊れてしまうかもしれないので、ひとまずこの辺にしておきましょう。次回のテーマは未定ですが、うるさいバンド編はもう少し続く予定ですよ! 耳栓を用意しつつお楽しみに~!!
■世界のぽっちゃりミュージシャンを探せ!シリーズ
・アメリカ:ヒップホップ編1
・アメリカ:ロック編