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アカデミー賞決定記念! 世界のぽっちゃり映画監督を探せ!

お休みの日はもっぱらDVDを借りて家に引きこもり、宅配ピザとコーラで武装しつつ映画鑑賞……というポジビッグな休日を過ごしている新米ライター、Nachiです!


映画DVDのボーナスディスクに収録されているメイキング特典映像を見ていると、ついつい目を奪われるのが貫禄あるボディをもつ、監督たちのインタビュー。そして常人には思いつかないデカい想像力を持つ映画監督という職業だけに、ボディもデカい人が多いことに気づいてしまいました。

ということで今回は、とってもポジビッグな映画監督たちをご紹介します!


今年度アカデミー賞受賞! ぽっちゃり映画監督1.Guillermo del Toro(ギレルモ・デル・トロ)

オタクの魂を持つ監督といえば、真っ先に名前が挙がるのがメキシコ出身のギレルモ・デル・トロです。日本のマンガやアニメ、怪獣~特撮モノをこよなく愛するデル・トロ監督が映画製作を本格的に開始したのは、実は29歳になってから。それまで10年以上も特殊メイク畑で活躍していたんです。

そんなデル・トロ監督が注目を集めたのは、遺伝子操作された巨大な昆虫が怖すぎるホラー『ミミック』(1997年)。その後、アメコミ原作のバンパイア映画『ブレイド2』をヒットさせると、長年映画化を温めてきた『ヘルボーイ』(2004年)『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(2008年)も世界中で大ヒットに導きました。VFX全盛の時代に、あえて“着ぐるみ”(SFX)を多用するコダワリっぷりは作品の世界感に温もりを与え、そこが多くの映画ファンから信頼される所以と言えるでしょう。



他にもデル・トロ監督は、ホラーやアクションと並んで得意とするダークファンタジー映画『パンズ・ラビリンス』(2006年)をスペインで制作し、撮影賞ほかアカデミー3部門を受賞。同作は日本を含む世界中で大ヒットを記録し、その後2013年に2億ドルの制作費をかけた『パシフィック・リム』で、ついに日本の海獣映画やロボットへの愛を爆発させてしまいました。



そして2017年、まるで“半魚人”のような謎の生物と言葉を発せない女性が心を通わせていく様子を描いたダークロマンス映画『シェイプ・オブ・ウォーター』が今年のアカデミー賞、作品賞と監督賞を含む4部門を受賞した他、「第47回ベネチア国際映画祭」で<金獅子賞>を受賞。日本でも3月から絶賛公開中です。自身の作品を通して常に“異形の者たち”と寄り添ってきたデル・トロ監督のピュアな愛情が炸裂しているので、要チェックですよ!



ぽっちゃり映画監督2.Peter Jackson(ピーター・ジャクソン)

ピーター・ジャクソン監督といえば、やはり『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(2001~2003年)でしょう。J・R・Rトールキン原作の長編ファンタジー小説『指輪物語』を実写化した同シリーズは多くの賞を獲得していますが、特に完結編『王の帰還』ではアカデミー作品賞をはじめ主要11部門を制覇しました。


そんな『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの主人公・フロドの父、ビルボの旅を描いたスピンオフ『ホビット』3部作も大ヒットを記録。


押しも押されもせぬ大監督となりましたが、ニュージランド出身のピージャク監督は、そもそも自主制作ホラー映画『バッド・テイスト』(1987年)や『ブレインデッド』(1992年)で注目を集めた、いわゆる“ジャンル映画”の心意気を持つ人物なのです。


天文学的な予算をかけた大作を手がけながらも、いまだに映画オタクからの支持も厚いピージャク監督。2019年には待望の最新作『モータルエンジン』が公開予定なので、こちらもお楽しみに!



ぽっちゃり映画監督3.Dean DeBlois(ディーン・デュボア)

脚本家やアニメーターとしても活躍するディーン・デュボアは、カナダ出身の映画監督。若干イカツめの外見とは裏腹に、超キュートなディズニーアニメ映画『リロ・アンド・スティッチ』(2002年)の監督を務め、一躍注目を集めました。


その後、2010年にドリームワークスのアニメ映画『ヒックとドラゴン』を手がけ、これが世界中で大ヒット。彼の出世作となり、日本でも “ヒクドラ”の愛称で大人から子どもまで多くのファンに親しまれています。また2014年に公開された続編はゴールデングローブ賞アニメ映画賞を受賞し、その後TVアニメ版も制作されました。



本作の少年とドラゴンが空を飛ぶシーンは、スタジオジブリの『紅の豚』や『魔女の宅急便』の影響を受けているそうで、デュボア監督は日本アニメの大ファンなんだとか。2019年には『ヒックとドラゴン3』の公開も予定されているので、たくましく成長したキャラクターたちの活躍を見ることができそうです。


ぽっちゃり映画監督4.Michael Moore(マイケル・ムーア)

マイケル・ムーアは、アメリカのジャーナリスト/ドキュメンタリー監督。実は彼、アメリカ政府から正式に「危険人物」として認定されているほどの人物なんです。一体なぜ!?

ムーア監督は、米コロラド州で実際に起こった「コロンバイン高校銃乱射事件」を題材にしたドキュメント映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002年)で、<アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞>を受賞。この事件は世界中に衝撃を与えましたが、ムーア監督は独自の目線で多方面にアポなし突撃取材を敢行し、その知られざる背景に迫っています。


また、9・11の同時多発テロ以降のアメリカ社会をテーマにブッシュ政権の実態に迫った『華氏911』(2004年)では、カンヌ国際映画祭の最高賞<パルムドール>を獲得。アンタッチャブルな世界にもカメラひとつ背負ってズカズカと乗り込み裏の裏まで暴いてしまうスタイルが、強大な力を持つ政府からも恐れられているドキュメンタリー作家なのです。



ハリウッド監督といえば高級なスーツを着こなし、美しい女優とともにレッドカーペットを颯爽と歩く……なんてイメージを抱きがちですよね。でも今回ご紹介したのは、いつもクタクタのシャツや黒いTシャツにチノパン姿、という等身大の魅力を持つ監督ばかり。そのビッグなボディも威厳や風格というより、まるで熊さんのような親しみやすさを醸し出しています。

どんなに売れっ子になっても、映画監督を志した頃のピュアさを保ち続ける“ポジビッグな監督”たちは、今後も素晴らしい作品で私たちを楽しませてくれることでしょう。

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