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ぽっちゃり開運!おしゃれデカメンと巡る、隅田川七福神巡りツアー【後編】

スイーツも楽しむ道すがら
最後の参拝スポットは隅田川!?


さて、おしゃれデカメン、アリーと巡る七福神巡りツアーの後編です。3つ目の長命寺の参拝を終えたところで、近くにアリーおすすめの甘味処があるとかで、そそくさと脇道に逸れて行ってしまいました。

小腹が減っては参拝はできぬ!
おすすめスイーツ&4つ目の白髭神社


長命寺の脇の道を進んでやってきたのがお団子屋さんの「言問団子(ことといだんご)」。店名の書かれた大きなのれんをくぐると、江戸末期からやっている店にふさわしい趣のある雰囲気に包まれました。


いただいた小豆・白・味噌餡入、3つの味のまん丸なお団子も可愛いですね。アリーが食べると小さく見えましたが、意外に食べごたえもあって疲れた身体にしみ渡ります。甘さもしつこくなくて、次から次へと食べたくなる磨き上げられた味です。温かいお茶もお代わりさせてもらって大満足!ごちそうさまでした。

【言問団子(ことといだんご)】
東京都墨田区向島5-5-22
HP:http://www.kototoidango.co.jp/

ほかに、言問団子のすぐ近くある「長命寺 桜もち」の桜もちもアリーのおすすめです。こちらも江戸時代から続く老舗で、北海道産の小豆や西伊豆産のオオシマザクラの葉など、材料にこだわった桜もちが楽しめます。春先にはテイクアウトした桜もちを片手に隅田川の桜を見る人も多いとか。

しかし、取材当日はお客さんでごった返していたので泣く泣く断念しました。アリーいわく、お休みの日も多く人気も高いため、買えたらそれこそ幸運が舞い降りているのかもしれないですね。

【長命寺 桜もち】
東京都墨田区向島5-1-14
HP:http://www.sakura-mochi.com/

お団子で小腹も満たされたアリーの案内で、4つ目の「白髭神社(しらひげじんじゃ)」にやってきました。長命寺からは歩いて15分程度の道のりです。

天暦5年(951年)、天台宗の僧侶であった慈恵大師(じえだいし)が関東に下った際、近江国比良山の白鬚大明神の御分霊を祀ったのがこの白鬚神社とされています。敷地内には、江戸幕府幕末の騒乱期に、老中の阿部正弘(あべまさひろ)から知識の鋭さゆえに目付に抜擢された岩瀬鴎所(いわせおうしょ)の墓碑や、隅田川の風物を詠んだ墨多三絶之碑(すみださんぜつのひ)など、歴史の息吹を感じる石碑も残っています。

「せっかくだから髭も白くしてくればよかったですね~」


歴史の重みを知ってか知らずか、上機嫌な一枚。さすがにこの風貌で髭を白くしてしまったら、ファンキー過ぎて誰も話しかけられないですよ、アリー。

白髭神社で祀られているのは自身も白髭をたくわえていた姿で知られる「寿老人(じゅろうじん)」です。長寿延命・富貴長寿の神様に、お団子エナジーで元気になったアリーがしっかり参拝してくれました。

「日本一きびだんご」が目印 5つ目の向島百花園

「次の目的地の前では、オバアちゃんがひとりできびだんごの屋台を出してるんですよ~」


本当ですね。「日本一きびだんご」と自信満々に掲げられた旗が見えてきました。調べてみたところ、近くにある「きびだんご専門店 吉備子屋」の屋台のようで、こちらでもお店でも同じ味が楽しめます。高タンパクなのに低カロリーなヘルシースイーツを、添加物一切不使用で提供しています。

【きびだんご専門店 吉備子屋】
東京都墨田区東向島 1-2-14(本店)
HP: http://www.kibidango.ne.jp/

でもアリー、今回は七福神巡りの企画で、スイーツ紹介の企画じゃないんですよ。さっきお団子も食べたばかりなので今回は我慢してもらって、5つ目の「向島百花園(むこうじまひゃっかえん)」に向かいましょう。

こちらは寺社ではありません。文化・文政期(1804年~1830年)に、日本橋で骨董商をしていた佐原鞠塢(さわらきくう)が親しい文人や書家たちに協力してもらうなどして造った庭園です。

園名の「百花園」は「四季の花が多く咲き乱れる」ことに由来するとも言われ、その名のとおり、いつ訪れてもキレイな花を見ることができます。昭和53年(1978年)に文化財保護法によって国の名勝・史跡に指定された園内には、江戸時代の文人たちの碑も多く残されています。

こちらには招徳人望の神様である「福禄寿(ふくろくじゅ)」が祀られていて、ぜひとも参拝したいところでしたが、参拝料が150円かかるため断念しました。(べっ、別にお団子を食べてお金を使っちゃったから、ケチったとかじゃないですよ……)

滑り込んだ6つ目の多聞寺 最後は隅田川に行くべし!

さぁ、最後の多聞寺(たもんじ)で七福神完全制覇です!ラストスパートでテンションを上げて行きましょう!

「いや、ここから2キロぐらいあるので、テンション上げても歩いて着く頃には疲れちゃいますよ」

……アリー、そんな冷静に言わなくてもいいのでは。

「それに多聞寺は開門時間が17時までなので、急がないと入れないですよ」

お団子のことだけでなく、取材の段取りまでしっかり考えてくれたんですね。アリー、食いしん坊扱いしちゃってすみませんでした。では、タクシーで急いで向かいましょう。


アリーのガイドのおかげで、開門時間内に滑り込むことができました。歩くと30分ぐらいかかる道のりなので、みなさんも七福神巡りの際は時間にご注意ください。

多聞寺は、天徳年間(957年~961年)に創建された寺です。ここに祀られた融通招福の神「毘沙門天(びしゃもんてん)」の像は、弘法大師の作と伝えられています。ほかにも寺内には、墨田区登録文化財であり、座っているお姿が珍しい六地蔵坐像や、毘沙門天によって成敗された2匹のいたずら妖怪狸を供養した狸塚などがあります。今日1日を締めくくるように、向島百花園に参拝できなかった分も、アリーがしっかりお祈りしてくれました。

「実は、最後にもう1個、とっておきの墨田区の参拝スポットがあるんですよ!ちょっとついてきてください!」

どこに行くのでしょうか!? また参拝スポットとか言いつつお団子屋さんに行ってしまったらどうしよう、と不安を抱えながらもアリーについて行くと、到着したのは隅田川です。


「墨田区と言えば、スカイツリーもいいけど、やっぱり隅田川でしょう!神様だけではなく、お天道様にもしっかり合掌して帰りましょう!」

さすがアリー!隅田川に浮かぶ夕陽もとてもキレイでありがたい気持ちになりました。これでポジビスト&デカメンの2017年も、いい1年になるでしょう。

「……でも、あの夕陽、さっき食べたお団子に見えますね。帰りにまた寄って行こうかな」

隅田川に今や沈まんとする夕陽ですら食べてしまう勢いのアリーでした。


<参考・参照元>
向島百花園
多聞寺