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「日本のデカメンよ、目立つことを恐れるな」 外国人モデル・デイビッドさん【俺たちポジビスト vol.6】

ポジティブでビッグな人たちの生き方に迫る「俺たちポジビスト」シリーズ

今回は、大きいサイズのメンズ服「サカゼン」や、今年6月に誕生した新ブランド「GOLIATH(ゴライアス)」でモデルを務めるアメリカ人のデイビッドさんです。

英語教師とモデルという二足の草鞋を履く多才なデイビッドさんは、モデル活動時のクールなイメージとは裏腹に、とってもチャーミングな笑顔を持つハートフルなデカ・イケメン。日本に来て早19年、流暢な日本語を操る彼は日本文化にも深い造詣を持ちますが、日本愛を掲げながらもアメリカと日本の違いに関しては思うところがある様子です。

いわゆる「ここがヘンだよ日本人」的エピソードから、アメリカのデカメン・ファッションシーン、そして大ファンを公言するサカゼンについても、根掘り葉掘りうかがっちゃいました。彼の口から語られたメッセージには、日本人としてハッと気づかされることも? ぜひ最後まで一読くださいませ。



サカゼンに初めて行った時は感動したよ!

――日本に滞在されて19年とのことですが、最初に来日したきっかけは?

デイビッド:アメリカの大学を卒業した後に、他の国の文化を学びたいと思ったのがきっかけ。もともと子どもの頃から日本のアートが好きだったから、どこの国へ行こうかと考えた時にパッと日本が浮かんだんだよ。初めに訪れたのは群馬の前橋。ELT(英語の授業を補助する英語指導助手)の資格を取って英語を教えていたよ。

――なぜ前橋をチョイスしたんでしょうか?

デイビッド:僕の出身地・アラバマ州バーミングハムの姉妹都市だったんだよね。

――では、サカゼンとGOLIATHのモデルを始めたきっかけは?

デイビッド:サカゼンの社員でGOLIATHのプロデューサーでもある出村さん(「GOLIATH」紹介記事)の紹介だよ。ずいぶん前に、彼が勤めていたサカゼンの新宿店にお客として通っていて仲良くなったんだ。当時からサカゼンにはよく行ってたし、洋服も愛用してたよ。

――普段はどんなファッションを好んでいるんですか?

デイビッド:ダークトーンのシンプルなファションに、ワンポイントの小物を取り入れるのが好きだね。


――その首元のブローチ? ……鹿ですか?

デイビッド:そうそう、鹿なんだ(笑)。僕が8歳の頃に父さんからもらったハットに付いていたもの。大人になってから実家のクローゼットで見つけたんだけど、思い出の詰まったものだからとても大切にしているよ。


――8歳!? ずいぶん物持ちがいいんですね〜。似合ってるし可愛い! ところで日本のファッションをどう思いますか?

デイビッド:日本人のファッション・スタイルはバラエティに富んでて、すごくセンスがいいなって思うよ。こだわりの強いチャレンジングなスタイルも多いよね。それに比べてアメリカの僕が育ったところは、すごくベーシックなファッションが多いなって感じるよ。

アメリカはサイズが大きくなるにつれてどんどんベーシックに

――アメリカにはサカゼンみたいなデカメン専門ファッションブランドなどはあるんですか?

デイビッド:アメリカは、どこのショップに行ってもビッグサイズの洋服が普通にたくさん売っているから、サカゼンみたいなビックサイズ専門のブランドというのはあまり見たことがないね。

例えばアメリカの百貨店に行くと、ビックサイズのコーナーに洋服がずらっとあるんだけど、あまり個性的なデザインのものはないし種類も少ない。サイズが大きくなるにつれてどんどんベーシックなテイストになってくるイメージだね。

サカゼンに初めて行った時は、色々なスタイルの洋服が置いてあって感動したよ! 自分のサイズに合った好みのスタイルを探せるっていうのは素晴らしいと思う。

――そんなサカゼンとの最初の出会いは?

デイビッド:ビッグサイズの友達に聞いたんだよ。洋服もそうだけど僕に合うサイズの靴が絶望的になくて困ってたら、そいつが教えてくれたんだ。

――デカメンで良かったなと思うこと、逆に嫌だなって思ったことありますか?

デイビッド:良かったのは……モデルになれたことかな(笑)。あとは、太ってて良かったことなのか悪かったことなのかわからないけど、洋服を見てすぐに自分に合うものかそうでないのかジャッジできること。

ビッグサイズって一口に言っても色々な体型があって、僕の場合は肩まわりが太いから似合わないトップスは結構あるんだ。だから袖の部分が小さかったり短かったりするトップスは苦手。何が自分にフィットするかっていうのは、すぐに判断できるよ。

デートの誘い方やアプローチは「テラスハウス」が参考になるよ(笑)

――日本っていいなと思うところ、もしくはここは変だな? という部分を教えてください。

デイビッド:うーん、アメリカ人はすごく正直で、良いところを褒めるし変だと思うことはそう言うけど、日本人はそうじゃないよね。平和主義というか、あまり意見をシェアしないし遠慮がちだなと思う時がある。

例えばちょっと嫌だなってことや気になったことがあっても、人前であまりそれを表現しない。協調性を大切にするよね。それっていいことでもあるんだろうけど、たまに本当は何考えてるのかな? って気になっちゃうかも。

――確かに、周りに合わせようとして主張しないタイプが多いかもしれません。実は、日本はご飯が美味しいけど量が少ない的なコメントを勝手に予想していたんですが、人間性の深い部分だったんですね。なんか失礼しました!

デイビッド:(笑)。食べることももちろん好きだよ! 好きな飲食店もたくさんあるけど、特に小さなお店が好きかな。カウンターしかない狭いバーやご飯屋さんがいっぱいあるのって、日本独特のスタイルだよね。そういう雰囲気好きだなあ。

――確かに日本って小さいお店が多いですね。ちなみに、デイビッドさんが今ハマってることは?

デイビッド:ドキュメンタリー映画にハマってる! 最近は暑すぎて(取材当時)外に出たくないから、時間があればずっと家でNetflixとかHuluとか見てるよ。あ、「テラスハウス」も大好き! これはドキュメンタリーというか、リアリティショーだけどね。デートの誘い方とかアプローチの仕方とか、日本人の考え方を知る上でもすごく参考になるよ(笑)。

――テラスハウス!(笑)。私も見てますが、日本人じゃなくても他人がどうやってデートしてるかなんて、普通は見られませんもんね。でも日本人の心理を学ぶにはいいかも。


――デイビッドさんの今後の目標や、やりたいことってなんですか?

デイビッド:やりたいことはいっぱいあるんだけど、様々な分野でクリエイティブなことに関わっていきたいし、どんどん新しいことにチャレンジしたいと思っているよ。今はスキルアップや自分の可能性を広げることに力を入れてるところ。そうそう、最近サッカーも始めたよ(笑)。

――最後に、デカメン読者に向けてひとこと!

デイビッドDon't hesitate to stand out!(目立つことを恐れないで!)

目立つことに対して躊躇している日本人って少なくないと思うんだよね。おしゃれをすることや自分の個性を出すことに対して、もっと積極的になればいいなって思うんだ。

――すごく素敵なメッセージ! キャッチコピーで使いたいくらいです。ありがとうございました!


デイビッドさんは今、GOLIATHのオリジナルブランド「GOLIATH.ISM(ゴライアスイズム)」のご意見番兼フィッティングモデルとしても活躍しているとのこと。様々なデカメンにマッチするクールな洋服が出来上がりそうだとワクワクしているようで「私服として絶対に着るつもりだよ!」と意気込んでいました。

終始ホンワカした温かい雰囲気を醸し出していたデイビッドさんですが、ひとたびカメラを向けられるとさすがはプロ! インタビュー後のフォトシューティング中、一瞬にして表情が変わる姿を見てホレボレいたしました。


デイビッドさんもモデルを担当!
新ブランド「GOLIATH(ゴライアス)」

オンラインショップ
http://goliath.jp/
Instagram
https://www.instagram.com/goliath_ism/
大きいサイズのメンズ服「サカゼン」
オンラインショップ 
https://www.sakazen.co.jp/ec/bt

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