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札幌のオススメ間借りカレー店、注目はスパイス系!地元ぽっちゃりカフェ店主が食べ歩き

PosiBigをご覧のデカメンの皆さま、北海道は札幌ススキノのそばでカフェをやっています“ケンケン”こと野々村研太郎です! お店の名前はCAFE サーハビー。



皆さんカレーは好きですか?

辛さやスパイスの好みはあっても、カレーそのものを嫌いな人はいないんじゃないでしょうか! そんな僕もカレーが大好きでして、最近は特に「スパイスカレー」に注目しています!

「スパイスカレー」って何?

そうなんです……。カレーと言っても、インド系やネパール系、スリランカ系など、とにかくいろいろなカテゴリーがあるんですよね……。

そしてさらに注目しているのが「間借りカレー」

は? 「間借りカレー」って何?

場所を“間借り”しているカレー屋さんの事? なんで間借りする必要があるの?


カレーの事はプロに聞け! これからの札幌カレー界をしょって立つ(と僕が勝手に思っている)カレーの名手に聞いてみた!


「スパイスカレー」と「間借りカレー」。この2つのキーワードを、札幌でカレーとテキーラのお店「harappi(ハラッピ)」を営んでいる、ハライさんに聞いてみました!

ハライさんは自分のお店でもカレーを出しつつ、別な日には、別のお店を間借りして、別なカレーを出しています。

ハライさんは、自分の店舗を持つ前は、いろんなお店にお邪魔してカレーを出す、カレージプシー(と僕が勝手に呼んでいる)のような事をやっていました。

自分の店舗を構えた後も、他のカレー屋さんとコラボする、コラボカレーの企画を数多く開催したり、大小様々なイベントにも出店するなど、札幌カレー界を盛り上げている方です!

そんなハライさんの話を参考に、最近流行りのスパイスカレーや間借りカレーについて、簡単まとめてみました!
カレーとテキーラ harappi(ハラッピ)
【住所】札幌市中央区南2条東1丁目1-8 M'S EAST 2F
【電話】011-218-7567
【定休日】水曜日
【HP】https://www.facebook.com/harappi-686642704775684/
 

札幌にも大阪発祥スパイスカレーの波が!


スパイスカレーというのは、数年前から大阪でブームになっているカレーだそうで、特にこれがスパイスカレーだ、という定義はありません。

インドやネパール、スリランカなどのカレーをベースにして、野菜や漬物やハーブなどを色どりや見栄えも良く綺麗に盛り付けて、一皿で複雑な味が楽しめる、そんなカレーを総称して、スパイスカレーという言葉が使われています。

大阪の人は特に、セオリーにとらわれずに、いろんな食材やスパイスを自由に何でもカレーに入れて作るそうで、そういった大阪の食に対する文化が、昨今のスパイスカレーを生み出したんじゃないでしょうか。


ところでよく聞く「間借りカレー」って何?


読んで字のごとく、飲食店の空いている時間を“間借り”して営業しているカレー屋さんの事を指します。期間限定ではなく、“時間”限定でオープンしているカレー屋さんです。

昼の時間帯は営業していない、バーや飲食店を間借りしている場合が多いようです。

ではなぜ間借りでカレーなのか?

カレーはルーをあらかじめ仕込んでおけば、比較的少ない設備と手間で提供できる、というのがまず理由としてあると思います。

もう一つは、実店舗を構えるのはある程度の資金が必要ですが、間借りだとコストも少なくて済むというメリットもあります。

大阪や東京では、間借りカレーで修業を積んでから、実店舗を構える、というカレー屋さんの登竜門的な位置づけもあるようです。

また、間借りという限られた時間で勝負するため、こだわり抜いた渾身のカレーを出すお店も多い気がします。

そんな理由がうまくマッチして、間借りカレーが増えているんじゃないかと思います。


札幌の間借りカレー最前線、もちろん注目はスパイスカレー!


札幌でカレーといえばスープカレーが主流です。スープカレーは札幌が発祥なので、もともとカレー職人が多い街です。そんな中、大阪のスパイスカレーに刺激を受けたカレー職人が多くいても不思議ではありません。

また札幌市民にはスープカレー文化が根付いているので、カレー好きが多く、スパイスカレーも喜んで受け入れている印象です。

さらにスパイスカレーは、色どりも綺麗に見栄えよく盛り付けしてあるので、インスタ映えするんですね! 人気のカレーインフルエンサーを「カレースタグラマー」とも呼んだりするそうで、インスタグラムとの相性も抜群なんです。

スパイスカレーだけではなく、“間借り”というワード自体も、インスタではバズっている印象もあります。

カレーに熱心な職人が多い、カレーが好きな人が多い、インスタとの相性が良い、間借りというワード、これらが重なり、偶然なのか必然なのか、ここ札幌でも今、「間借りのスパイスカレー」がとても注目されているんです!

まだまだ数は多くはないですが、札幌「間借りカレー」の最前線のお店を巡ってきました!


名店「harappi」の間借りカレー「キンヨウヒルダケ」


先ほどご登場いただいた「harappi」のハライさんが仕掛ける間借りカレー「キンヨウヒルダケ」。店名の通り、金曜日のお昼だけ営業しています。

夜から営業している立ち飲みバーの、昼の時間帯を間借りしてます。



限定で30食ほどだそうで、オープン前から行列ができていました!



カレーの内容はその時によって変わるそうで、この日のメニューはガパオキーマ、いかココナッツの2種類。そしてそれら両方が楽しめる“あいがけ”。

もちろん両方食べたいので、迷わず“あいがけ”を選びました!



これは綺麗ですね! ニンジンやパプリカ、バジルなどが、色とりどりにトッピングされています! 確かにインスタ映えしますね!



いかココナッツは、さらっとしてココナッツの甘味がクリーミーで、ガパオキーマは、ピリっとした山椒の辛さとスパイスの効いたパンチのある味。

この対照的なカレーを交互に食べながら、合間合間に、それぞれに味付けされてトッピングしてある野菜を食べると、いろんな味、いろんな食感が楽しめます!

「harappi」のカレーも美味しいですが、間借りカレーの「キンヨウヒルダケ」では、あえて全く違うカレーを出しているそうです。

なるほど、これはウマいです!
キンヨウヒルダケ
【住所】北海道札幌市中央区南3条西1丁目2−1 チトセビル1F MALDINI内
【営業時間】12:00~15:00
【営業日】金曜日
【HP】https://www.facebook.com/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%83%92%E3%83%AB%E3%83%80%E3%82%B1-1244682205669999/
 

ゲストハウスのエントランスを間借り「Curry&Spice payokay(パヨカイ)」


続いてはこちら! 札幌の中心部からは少し離れた場所にある、ゲストハウス「WAYA(ワヤ)」のエントランス・バーカウンターを間借りしている「Curry&Spice payokay(パヨカイ)」に来ました!



カレー屋さんがオープンしている時は、ゲストハウスの入り口に、カレー屋さんの看板が出ています。



この日のカレーは3種類。通常メニューの、ココナッツベースの濃厚なチキンカレー、野菜と肉の水分だけで仕上げたポークの無水カレーの2種類に加え、本日のカレーはポークとヨーグルトのローガンジョシュ!

ここは当然トリプルがけにしました! ご飯も大盛りで!



カレーの他に、ダルスープ(豆のスープ)、アチャール(副菜)、パパド(豆の煎餅)など、なかなか豪華な盛り付けです!

カレーもそれぞれがキレがあって攻めた感じで、お肉はトロトロで、それぞれがかなり本格的な味でした!



食後にはアツアツのチャイが出てきます。これは嬉しいですね!

店内はゲストハウスなので、異国情緒があふれ、ゆったりのんびりしているので、まるで海外にバカンスに来たような気分になれます!
Curry&Spice payokay(パヨカイ)
【住所】北海道札幌市豊平区豊平2条4丁目1−43
【営業時間】11:30〜14:30LO
【営業日】日〜木(祝日含む)
【HP】https://www.instagram.com/curry_payokay/
 

食べる人の事を考えて、丁寧に丁寧に作られた「はらっぱカレー店」


続いて訪れたのはこちら。ジンギスカン屋さんの昼の時間を間借りしている「はらっぱカレー店」。“カレーライス”の赤いのぼりが目印です。



入口の扉に看板がかかっています。



オーナーシェフの石部さんは、2014年に東京の渋谷区から札幌市に移住してきたそうで、大阪の「カレー屋 KUMINSOUL(クミンソウル)」にインスパイアされ、20種類以上のスパイスを使いながらも、誰でも食べられる辛くないマイルドなスパイスカレーを提供しています。



カレーの種類は、サグチキン、キーマカレー、そしてハーフ&ハーフのあいがけ。お! ライス450gのビッグというヤツもありますね!

ここはもちろん! ハーフ&ハーフのビッグを注文しました!



きました! このボリューム! マッシュポテトとピクルスものっています。



マイルドながらも非常に深みのある洗練されたチキンカレーと、鋭いパンチが効いていてもスルスルっと食べられちゃうキーマカレー!

カレーに込められた想いが伝わってくるような、真面目で実直な、なんだか嬉しくなっちゃうカレーです!



食後に自家製のほうじ茶プリンをサービスしてくれました!

ほうじ茶の香りと優しい甘味が、ねっとりと舌を休めてくれて、最後まで食べる人の事を考えてくれている、思いやりがあふれるお店です!
はらっぱカレー店
【住所】北海道札幌市中央区南2条西9丁目 五衛門ジンギスカン内
【営業時間】11:30~15:00
【営業日】月~金(土日休み)
【HP】https://www.instagram.com/harappakare_ten/?utm_source=ig_profile_share&igshid=1eakzeaq8ict6
 

ネパール人シェフが作る! カフェを間借りしたまぜまぜスパイスカレー「カトマンズカレー」


最後はこちら! カフェを間借りした「カトマンズカレー」! 青いのぼりが目印です。

こちらのカフェは、ランチ営業はせずに15:00からオープンなので、そのランチの時間帯を間借りしているそうです。

カフェの名前は「CAFE サーハビー」。

あれ? なんか見覚えがあるぞ、その店名……。

そう! そうなんです、僕のお店でも間借りカレーを始めたんです! っていうか“間貸し”ですね。



カラフルなイエローの看板が目を引きます!



こちらのカレーは、本場ネパール人シェフのパルガスが作るカレーで、カレーの種類も、アチャール(副菜)の種類も、毎日変わります!

オススメはその日の2種類のカレーのあいがけ、カトマンズスペシャル! しかもルーが足りなくなったら追加してくれます!

毎週月曜日のカレー曜日には、ダルバートという、副菜もモリモリに盛られたネパールの定食も登場します!

ドリンクのチャイマサラやラッシーも本場の味が楽しめますよ!



この日のカレーは、野菜で香りづけをしたチキンマサラと、豆のカレーのあいがけ。もちろんご飯は大盛りです!

真ん中にのっているのは、なんとチクワのアチャール(副菜)!  ネパール人シェフのパルガスは、どんな食材でもアチャールに変身させるんです。豆腐とか、ラーメンとか、うどんとか!



カレー自体は、油の量も、使うスパイスの数も少なめにしてあるので、毎日スルスルと飽きずに食べられるカレーになっています。アチャール(副菜)もたっぷりなので、まぜまぜして食べると、複雑な美味しさが堪能できます!

ホントに毎日食べても飽きないので、ホントに毎日食べているんです、僕!

日本人の味覚や、全体の味のバランス、味の組み合わせ、全てを熟知したパルガスのスパイスカレーは、毎日が見事です!
カトマンズカレー
【住所】北海道中央区南3条西6丁目 ライトビルIII 2F CAFEサーハビー内
【営業時間】11:00~14:30(LO 14:00)売切終了
【営業日】月~日(不定休)
【HP】https://www.instagram.com/kathmandu_curry/
 

札幌の間借りカレーはまだ始まったばかり!

ここ数年、札幌でも少しづつ増えてきた間借りカレー。今回ご紹介しきれなかったお店もいくつかあります。

間借りカレーは“時間”限定オープンなので、行けるタイミングが合わなかったり、次いつオープンするか決まっていないお店もあったりします。そのレア感がまた、よりいっそう行きたくなるんでしょうね!

札幌の間借りカレーは、まだまだこれからです! もっともっと間借りカレーが増えて、ゆくゆくはスパイスカレーの専門店も、たくさん増える事でしょう!



ラストショットは、「カトマンズカレー」のネパール人シェフ、パルガスと一緒に!

皆さん、札幌のスープカレーもウマいですが、札幌の間借りカレーも、ぜひ食べに行ってみてください!

それではナマステ。

CAFE サーハビー
【住所】〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西6丁目ライトビルⅢ2F
【営業時間】15:00~24:00(金土祝前26:00)
【定休日】日曜
【電話】 011-200-0546
【HP】https://cafe-sahabi.com/


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