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世界のぽっちゃりミュージシャンを探せ!(ギタリスト編)

忘年会三昧に加えクリスマスパーティーでピザとフライドチキンを食べまくり、5キロ痩せる目標を断念した新人ライター、新井です!


最近は、いつも仕事中に使っている音楽ラジオアプリで、様々な曲をロック調にカバーしているプレイリストを聴いています。ひさしぶりにロックを聴くと、やっぱり耳に突き刺さるのはギターのサウンド!ということで、今回の「世界のぽっちゃりミュージシャンを探せ!」では、サイズもインパクトも“大”のギタリストたちを紹介します。


Popa Chubby(パパ・チャビー)

パパ・チャビーは1960年生まれ、ニューヨーク州・ブロンクス出身の巨漢ギタリストです。彼の両親が駄菓子屋を経営していた影響か、見事なビッグガイへと成長したパパ・チャビー。「Chubby(チャビー)」は、「まるまると太った・丸ぽちゃ」という意味ですが、その名の通り100キロ越えのどデカボディとスキンヘッドがトレードマークのポジビッグガイ!しかし、そんなチャビーな外見とは裏腹に、ギターテクは繊細かつパワフル!歌も抜群に上手いのです。


カリフォルニア州ロングビーチのラジオ局<KLON>が開催するイベント「National Blues Talent Search(ナショナル・ブルース・タレント・サーチ)」で優勝し一躍注目を集めたチャビー。その後、1992年に開催された「Long Beach Blues Festival(ロングビーチ・ブルース・フェスティヴァル)」で自慢のギターテクニックを見せつけ、初アルバム『It's Chubby Time(イッツ・チャビー・タイム)』をリリースし、アメリカを代表するプロギタリストの一人となりました。滝汗をかきながらノリノリでギターを弾き倒す姿は、心なしかチャーミングにすら見えてきますね。その仕草や愛嬌も、彼が多くのオーディエンスを魅了する所以でしょう。



Chris Burney(クリス・バーニー)

タトゥー、スキンヘッド、編み込んだヒゲ……まるで格闘ゲームの悪役キャラのようなインパクトを放つのがクリス・バーニー。クリスは、1994年に結成されたメロコアパンクバンド「Bowling for Soup (ボウリング・フォー・スープ)」のギタリストとして活躍しています。


このボウリング・フォー・スープには、残念ながらイケメンメンバーは皆無!(汗)。「High School Never Ends(ハイスクール・ネヴァー・エンズ)」のミュージックビデオでも高校の“イケてるグループ”に目の敵にされているシーンが登場しますが、僕のイケてなかった学生時代とカブって泣けてきます……。

そんな冴えない高校時代をおくってきたであろう彼らですが、2003年にリリースしたアルバム『Drunk Enough to Dance(ドランク・イナフ・トゥー・ダンス)』のシングルカット曲「Girl All The Bad Guys Want(ガール・オール・ザ・バッド・ガイズ・ウォント)」が大ヒット。グラミー賞の「ベスト・ボーカル・パフォーマンス賞」にノミネートされるほど高い評価を獲得し、イケてない高校時代を見返すかのようにアメリカを代表するバンドへと成長しました。


また、2004年にリリースしたアルバム『A Hangover You Don't Deserve(ア・ハングオーヴァー・ユー・ドント・ディザーヴ)』に収録されているシングル「1985」も大ヒットを記録。アメリカで50万枚以上の売上を記録し、ゴールド・ディスクを獲得するほどの超人気バンドなのです。



Yngwie Malmsteen(イングヴェイ・マルムスティーン)

次に紹介するのは、時代錯誤な佇まいがむしろ新鮮なイングヴェイ・マルムスティーン。デビュー当時こそ細身のイケメンロックギタリストだった彼ですが、年齢を重ねるごとに見事なぽっちゃりギタリストに成長。「インギー」の愛称で親しまれている彼は、1983年に地元のメタルバンド「スティーラー」を脱退すると、メタルバンド「Alcatrazz(アルカトラス)」に加入し注目を集めることに。


1984年には自身のバント「Rising Force(ライジングフォース)」を結成し、ソロアルバムもリリース。その後、自動車事故により右手に後遺症を残すもリハビリをくり返し、見事復活! 日本には、2013年「Loud Park 2013」で来日を果たし、大トリを務めました。


そんな彼のプレイスタイルの特徴は、なんと言っても速弾きでしょう! ギター雑誌の特典教則DVDで、彼のプレイを研究した若者も少なくないはず。ファッションセンスは皆無ですが、ギタリストとしての実力はライブ映像をチェックしてもらえれば納得でしょう。



Mick Thomson(ミック・トムソン)

最後に紹介するのは、Slipknot(スリップノット)のギタリストであるミック・トムソンです。スリップノットは、おどろおどろしいホラーマスクを装着したアメリカを代表する9人組ヘヴィロックバンド。バンド名を直訳すると「引き結び」ですが、これは絞首刑などで用いられるロープの結び方……。ルックスはもちろん、バンド名も物騒すぎるバンドなのです。

そのサウンドも地鳴りがするほどの爆音で、まさに泣く子も黙らせる圧巻のライブを繰り広げます。その中でもヘビー級のガタイの持ち主が、ギター担当のミックです。




メタリックな面長のアイアンマスクがトレードマークのミックは、ライブではワンレンなロングヘアを振り乱しながら激しいヘッドバンキングでステージを沸かせています。ゴリゴリのパワーコードを武器に脳髄に響くギターサウンドを放つ彼の姿は、まさに“悪魔”のようですね!



そんなミックですが、2015年には自宅にて実の弟と口論となり後頭部をナイフで刺され病院に運ばれるという、これまた物騒すぎる事件に巻き込まれています(汗)。ふたりとも泥酔状態で、救急隊員が彼らを見つけたときは両者とも刺し傷だらけ&血まみれだったとか。ともあれ大事には至らず、現在は相変わらずステージで自慢のギターテクを披露しています。


いかがだったでしょうか?その巨躯とは裏腹に高いギタースキルと個性的な魅力を持つぽっちゃりギタリストたち。彼らのポジビッグガイな外見も、ファンを惹きつけるポイントなのかもしれませんね。2018年の序盤戦は、オシャレなマッシュヘア&細メンズのバンドよりも、汗と男臭さMAXのデカメンバンドを聴きつつ暖を取ってみては!?

■世界のぽっちゃりミュージシャンを探せ!
アメリカ:ロック編
アメリカ:ちょっとマイナーなロック編