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Twitterで話題のおデブZOZO SUITの男、MC MORIYAはタダモノじゃない!【俺たちポジビスト vol.5】

5月中旬、Twitter上でおデブ男性がバズったのをご存じでしょうか? 娘さんが投稿したというそのツイートに写っていたのは、「ZOZO TOWN」が採寸のために開発した「ZOZO SUIT(ZOZOスーツ)」を着用し、ふくふくとした見事なお腹を披露したぽっちゃり男性。それが、今回インタビューを行ったMC MORIYA(エムシー・モリヤ)さんです。


当初はたまたまTiwtterでバズったおデブな素人さんだと思っていたのですが、実はこの方、全国区のテレビにレギュラー出演した経歴を持つなど、ただ者ではない人物なんです! あっけらかんと自分の体型を笑い飛ばし、「デブ」を連発するそのポジティブさは、まさにミスター・ポジビスト! サービス精神満載の爆笑インタビューの模様をお届けします。

娘のTwitterで大ブレイク

──まず、今回のTwitterでのブレイクのきっかけを教えていただけますか?

もともと普段からTwitterとかインスタグラムとかFacebookは全部やっていまして。J:COMの「KIDS DANCE TV FRONTLINE」という番組に出演していて、全国放送で北海道から鹿児島まで見られるんですが、北海道とかは年に1〜2回くらいしか行けないので、なかなか現地の皆さんにお会いできない。なのでSNSを通じて、「僕、生きてますよ」という生存確認じゃないですけど、いろいろ発信することで記憶に残しておこう、みたいな。

普段の内容は、「デブはこういう食生活で成り立ってます」みたいな発信になっていて、たまに面白いものがあったらアップする感じだったんですよ。で、ガジェットとか新しいものも大好きなので、今回の「ZOZO SUIT」が発表になったときにおふくろと娘と自分の3人分を速攻で注文したんです。そしたらたまたま、おふくろの分が一番に届いたんですね。おふくろは身長が150センチもない完全なミニマムサイズなんですが、今回Twitterで着ているのはそれです。

▲娘さんが投稿したTwitter

──サイズ、全然違いますよね?

そうなんですが、「ワンサイズでみんなが着られる」っていうネットの記事があって、それを信じてたんで、僕も着られるもんなんだと思ってまして。おふくろが着て、娘が着て、パパも着なよーって言われて着てみたんです。ミニマムサイズの人が着るやつを(お腹をポンポンとたたいて)このサイズの人が着ているんで、面積が広がってあんなスケスケになってしまって。写真を撮って自分もアップしたんですけど、娘がアップしたら、シルエットの面白さと娘との親子関係の良さの両方でバズったっぽいですね。ちなみに、僕にぴったりのサイズもちゃんとあるそうです。

──娘さんと仲良しなんですね。

僕、21歳で結婚しまして、23歳で子供ができて、25歳で離婚っていうトントン拍子な感じで(笑)。子供が2歳のときに離婚して以来、父子家庭をずっとやってきたんです。娘とはめちゃくちゃ仲良くて、二人でカラオケ5時間行ったりとかもしますよ。

テレビやステージに出るときも、「体重100キロ、バツイチ子持ち、MC MORIYAでーす」というフレーズで始めているんです。初めて僕をご覧になる方も、僕の人生の縮図が伝わるように、そういう自己紹介にしてるんです。


小4で受けたデブ宣告

──そもそもいつ頃から大きかったんですか?

えっと、初めて自覚したのは小学4年生です。

──わあっ、早い!

夏休みに入るときに保健室に呼ばれまして、「カロリー計算表」と「なわとび」を渡されて「あなたは肥満体よ」って言われたのが最初ですね。

そこから基本デブ街道を歩いて来て、運動とかで注目を集めたことがなかったんですが、たまたま興味を持ってダンスをやっていたらのめりこんでしまった時期もありました。ただ、ダンスをやらなくなった瞬間に信じられないほどの速度で大きくなりまして(笑)。

そんな頃に、地元テレビ局のびわ湖放送からたまたま「滋賀で目立っている人」ということでオファーが来たのが、テレビに出たきっかけです。ビジュアルはこんなんですけど、人前に立つのが好きだったから「もっと出たいです!」と自分から言っていたら使ってもらえるようになって。昔から、滋賀を面白くしたい! という思いもあったので、そこからテレビ・ラジオ・イベントMCなど、おしゃべりの仕事をさせていただいて今に至る、という感じです。関西・東海地方では、少しは僕のことを知っている方もいらっしゃると思います。

自分をゆるキャラ化するためのファッション

──ここから少しファッションについてお聞きしたいんですが、こだわりとかはありますか?

ひとつは、みなさんにキャラクターとして愛されたくて、僕、“ゆるキャラ”になりたいんですよ。

ああいうキャラクターって服装がコロコロ変わるとイメージが変わってしまうんで、常に同じ格好をしてるじゃないですか。その方がみなさんのイメージに残るだろうってことで、僕も365日ほぼ同じものを着るようにしてるんです。


あと、キャラクター感を強めるために頭身を小さく見せたいんで、アフロ、Tシャツ、短パンっていう形にしてます。キャラクターってだいたい二頭身か三頭身じゃないですか。頭身が小さいほどキャラ感が増すので。そういう計算によってできあがったファッションなんですよ。意外と真面目なんです(笑)。

──戦略的にデブを演出、ということでしょうか。ちなみに服のサイズは?

だいたいXXLをタイトに着る感じです(笑)。

──それ以外に、ファッションへのこだわりはありますか?

もともと高校生の頃は服屋でバイトするくらいファッションは好きで、実はジーパンは岡山の「桃太郎ジーンズ」っていうブランドにこだわってます。買った瞬間に短パンにしてもらうんですけどね。店の人も「ええ!? いいんですか?」って驚きますけど「あ、大丈夫です」って言いながら(笑)。

──ブランドにはこだわりをお持ちなんですね。

大きいサイズ売り場って、大きいサイズ展開している服はあるんですけど、ある中から選ばざるをえないのと、僕もそうなんですけど、そもそも自己管理ができないから太っているので、服まで気持ちがいかないっていうのもあるんですよ。

でも、中にはおしゃれしたいデブもいるんです。そういう人たちが選べる服がないってことがすごくネックだなって以前から思ってまして。普段着なんかはよくサカゼンに行ったりもしてましたね。サカゼンだと、「ラルフローレン」とかのインポートの大きいサイズもお店に並んでいるんです。そこが僕的には「サカゼン、ちょっと熱いぜ!」って思うところですね。

太っているデメリットはすべて「デブあるある」に

──太っていることで不便なこととかデメリットとかはありますか?

デメリットはすべて「デブあるある」につながってくるんです。

──デブあるある?

まず、基本的にサイズ感がわからない。幅感覚がおかしくなってくるんです。冷蔵庫を開けると自分のお腹で止まったりとか。ドアとかも狭いとこに入りにくかったりしますね。

正座は基本できません。おしりとかかとのところが浮いて、スキージャンプみたいな体勢になるんです。だいたい座敷は座れないですね。掘りごたつかテーブル席じゃないと基本的に。

あと、地面からイスが生えてるタイプのお店も向いてなくて。ラーメン屋さんとかのカウンター席で、地面に固定されているところ、あるじゃないですか。そういう店に入ると腹がテーブルに挟まるので、ラーメンが食べられないんですよね。

内側にリクライニングのボタンがある古いタイプの新幹線とかだと、自分が座った瞬間にももで押しちゃって背中がずっとふわふわしてます。飛行機とかは機種によっては安全ベルトが止まらない時があるんです。

──どうされたんですか?

どうしようって思ってパッと見上げたら、CAさんが「よろしかったらお使いください」って、笑顔で延長ベルトを渡してくれました。

──そんなのあるんですか!

飛行機の中で僕だけが、バックルひとつのおしゃれさんなんですよ(笑)。


──逆に、太っていてよかったことは?

今回のこの取材じゃないですかね(笑)。こういうお話をさせてもらったりとか、いろんなところで話題にしていただけることで、周りに「デブでよかったってね」って言われました。もっと頑張りたいと思っている時期にTwitterでバズったので、完全に「デブリカンドリーム」だって言ってるんですけど。

──デブリカンドリーム! 初めて聞きました。

完全にアメリカ関係ないんですけどね(笑)。このお話もすごくうれしいんですよ。基本デブって脚光を浴びにくいので。

渡辺直美さんが人気になって、女性のぽっちゃりファッションはすごく盛り上がってきてるんですけど、男のデブはまだ受け入れられていない。できたら、僕がそういうアイコンになりたいです。


──お話を伺っていると本当にポジティブに思えるんですが、落ち込んだり気持ちがダウンしたりした時にやることはありますか?

基本的においしいものを食べて寝たら治ります。

多分マイナス要素って人間関係が多いと思うんですけど、それをどうにかしようとするのではなく、マイナスを埋めるだけのプラスを自分に与えればいいと思うんです。

あと、人間って寝ると頭の中が整理されるんで、昨日まですごく悩んでいたことが、なんか意外ともう大丈夫って思えるんですよね。

ゆるキャラ化か、恋愛か、そこが問題……

──ちなみに、ファッションにもこだわっていてゆるキャラっぽいとなると、おモテになるんでしょう?

キャラとして自分を演出していくと、ご飯は一緒に行ってくれて、楽しいって言ってくれるんです。けど、男の部分を出すと空気がおかしくなるんですよね。

たとえば、くまのプーさんに会って、耳元で「今晩どうって?」って言われたらビビりますよね(笑)。キャラクターだから許されますけど、リアルだと裸にTシャツだけのおじさんですから、そういう雰囲気を匂わせられない。

デブって、まずカッコいいキャラは演じられないじゃないですか。どうしても「やさしい人」とか「いい人」キャラになりがちなんですよね。そんなキャラなんで、あんまり強く押していけないんです。めちゃくちゃポジティブなんですけど、めちゃくちゃネガティブでもあるんですよ。

あと、基本的にコンプレックスがあるんで 恋愛経験が少ない方も多分多いと思うんですけど、だからよりゴリゴリいけないってのもあると思うんですよね。今回バズったのに便乗して「彼女が欲しい!」ってTwitterでも書いたんですけど、なんの連絡もなかったです(笑)。

あらためて、彼女募集中ですので、気になった方はTwitterなどでご連絡お待ちしてます!


見た目通りの包容力とサービス精神で周囲を常に笑いの渦にしてしまうMC MORIYAさんですが、実は東京五輪の競技にも決定した「3×3」(以前は「スリーオンスリー」と呼ばれていたバスケットボールの競技)の滋賀県のチーム「滋賀県エスピロッサニンジャエアーズ」の総合プロデューサーでもあります。自身のタレント活動はもちろん、幅広い業界でも活躍中です。

きっとPosiBigにも再び登場してくれるはず!?
今後もMC MORIYAさんから目が離せません!



<MC MORIYAさん出演情報>
・テレビ
J:COM 「KIDS DANCE TV FRONTLINE」メインMC
https://kidsdance.tv/

・ラジオ
FM滋賀「Style!」月〜木曜日レギュラー
「こだわりLife Style! Supported by 匠工房」レギュラー
http://www.e-radio.co.jp/

・スマホアプリ
「CASH SHOW -賞金クイズ-」MC

<公式情報>
・MC MORIYAオフィシャルHP
http://mcmoriya.com/
・MC MORIYA Twitter
https://twitter.com/mc_moriya
・MC MORIYA Facebook
https://www.facebook.com/mc.moriya.afro/
・MC MORIYA インスタグラム
https://www.instagram.com/mc_moriya/